円安に負けない！dポイントは海外で使え！

ついに1年ぶりに1USD＝150円台に乗る昨今、円安は日本人海外旅行者にとって避けられぬ強敵です。
しかし、こんな時こそ「ポイント」の出番です！

円安の味方！実はdポイントは海外でも使える

「dポイント」は、NTTドコモが展開している共通ポイントです。
NTTドコモの携帯電話の利用やdカード利用をはじめ、街中にも提携している店舗やサービスが数多くあり、どなたでも「貯めやすいポイント」として広く支持されています。

また、貯めたポイントは、基本的には「1ポイント＝1円」の価値で、NTTドコモでの支払いや、提携している店舗などで利用することができます。

さらに加えて限られた地域ではありますが、実はdポイントは海外でも貯めたり、使ったりすることが可能です。
しかも歴史的な円安の昨今、1ポイントは1円以上の価値を発揮します。

ハワイ＆グアムでdポイントを使う

日本人観光客に人気のリゾート地ハワイ＆グアムでもdポイントを使うことができます。
しかもこの2つのエリアについては、特に現地でのポイントアプリのダウンロードやポイント交換などを必要とせず、dポイントカードやモバイルdポイントアプリといった日本で使用している環境と同様に利用することができます。

両エリアともにアメリカ合衆国ですので、使用通貨はUSD（米ドル）となり、1ポイント＝1centとして利用可能です。
つまり100ポイント＝1USDとなり、仮に1USDが150円だったとするとなんと1ポイントの価値は1.5円！
しかも両替手数料などもかからないので、かなりお得にポイント利用が可能です。

ハワイでは、ホノルルを中心とした30店舗以上の提携店で利用が可能です。
グアムでは、タモンエリアの10店舗ほどで利用可能です。
両エリア併せても選択肢は少ないですが、この記録的ドル高の状況において、工夫次第でかなりの節約になります。

台湾でdポイントを使う

コロナ後、人気の増している台湾でも、台湾最大級の共通ポイントサービス「Happy Go」を経由してdポイントの利用が可能です。
ハワイやグァムと大きく異なり、一度Happy goポイントに変換してから利用しなくてはいけないのが手間ではありますが、即時にポイントの往復が可能なので使い勝手は大変良いです。

Happy GoはFar Eastern（遠東）グループを中心とするポイント商圏で、SOGO百貨店や台北シャングリラホテルなどの高級店からコンビニ、スーパーといった大型チェーンの他、街の個人店まで登録のある大きなポイントグループです。
ちなみに日本ではファミリーマートでdポイントが貯まりますが、台湾でもファミリーマートでHappy Goポイントが貯まります。ハワイやグァムでの利用範囲と比べるとかなり広く、旅行中の色々な場面が該当します。

dポイント⇔Happy Goポイント間の相互交換は即時対応可能で、1dポイント＝1Happy Goポイントとして交換されます。
使用する場合のレートは店舗によって異なりますが1ニュー台湾ドル（NTD)あたり3.5～4ポイント程度のレートがほとんどです。
直近1年では1NTD＝4.2～4.7円程度となっており、もちろん両替手数料もかかならないので、現金はもちろんクレジットカードなどと比べてもポイント利用の方が10%程度お得になります。

韓国でdポイントを使う

台湾と並ぶかそれ以上に人気の旅行先である韓国でもdポイントの利用が可能です。
韓国では「Lotteポイント」への登録が必要になり、台湾同様、即時対応でのポイントの往復できて大変便利です。

日本ではお菓子メーカーという側面がお馴染みですが、韓国においてはありとあらゆる業界に進出する大財閥です。
Lotteポイントはそんなロッテグループが提供する幅広いサービスで横断的に利用可能なポイントです。
恐らく、dポイントが利用できる日本以外の国の中では、韓国が最も広範囲で利用できる国になると思われます。
ロッテと名の付く範囲では、ロッテホテル、ロッテ百貨店から日本でもお馴染みのロッテリアまで商圏です。
ポイント積算はできませんが、なんとロッテ免税店でもポイント利用が可能です。
ロッテと名の付かない添付では、トイザらスやMUJI、セブンイレブンなど利用しやすい店舗が多いです。

dポイント⇔Lotteポイント間の相互交換は即時対応可能で、1dポイント＝10Lotteポイントとして交換されます。
使用する場合のレートは1Lotteポイント＝1Wとして利用することができます。
ここ数年の間は1W＝0.09～0.1円くらいで餡てしていたので、両替手数料もかかならないとはいえポイント購入のメリットがありませんでした。
しかし、長引く円高でついに、2023年夏あたりからWに対しても0.11円を超えるようになりましたので、これからはポイントでの購入がお得という局面に入ってきました。