キッズスペース完備! コンパクトで充実設備が魅力 ACホテル江南

キッズスペース完備 充実設備が魅力 ACホテル江南

ACホテル江南は、地下鉄3号線駅三の交差点にあるマリオット系列のホテルです。
元々はアコー系のメルキュールアンバサダーソウル江南ソドベでしたが2020年にリブランドしました。

目次

周辺情報

ACホテル江南は、地下鉄3号線駅三駅の交差点にあるホテルです。
駅三を含む江南区周辺は、海外企業の韓国支社が多く、日中の街には韓国人以外のビジネスパーソンも多く見受けられ、明洞や東大門といった漢江の北側エリアとは違った風景が広がります。

繁華街である江南駅周辺やハイセンスなセレクトショップやカフェが並ぶカロスキルや狎鴎亭などにもアクセスが良く、漢江南側エリアの観光拠点としても魅力的なエリアです。

ホテルの特徴

駅三という立地故にビジネスユースの宿泊客も多く、全体的に落ち着いた雰囲気の客層です。

ACホテルはスペイン発祥のMarriott系列のホテルブランドで、スタイリッシュでモダンなデザインが印象的なホテル。
元々は韓国初のアコー系メルキュールブランドとしてオープンしましたが、2020年にACホテルにリブランドしており、大規模な改修はしていない様子なので、2020年オープンといってもピカピカの最新というわけではありません。
とはいえ、多くの備品は入れ替わっているのでとても快適です。

しかしながら274室とあまり大規模なホテルではない割に、共用施設が大変整っている印象で、充実したホテルライフが楽しめるかと思います。

キッズスペース

まず、ビジネス客が多いという立地の割に突出して充実したキッズスペースがあります。
利用は身長120㎝以下の子どもに限られ、保護者の同伴が必要です。
利用の際には都度、1階のレセプションに声掛けが必要です。

このくらいの規模のホテルのキッズスペースというと本やパズル、おままごとセット程度のこじんまりとしたスペースであることが多いですが、なんとジャングルジムやジップラインなどまで備えたしっかりした室内遊技場となっています。

ACラウンジ/プレミアラウンジ

ACホテルには宿泊者全員が利用ができるACラウンジとMarriott Bonvoyチタニウム会員とプレミアフロアの客室に宿泊する客のみ利用できるプレミアラウンジの2種類のラウンジがあります。
ACラウンジでは終日コーヒーや紅茶、クッキーなどがいつでも利用できます。
スペースは全面ガラス張りの1階レセプションに併設されていて、明るくて十分な広さがあるので、時間を問わずゆっくり利用することが可能だと思います。

一方プレミアムラウンジは同じロビーフロアの奥まった位置にあり、落ち着いた雰囲気の内装です。
少し手狭ですが、利用できる宿泊客がかなり限られているため特に問題はないと思われます。
私たちが宿泊した際は二部制(17:30/18:40)でハッピーアワーがあり、アルコールとビュッフェ方式のオードブルをいただけます。
残念ながら子どもの入室はかないませんが、子連れ客には食事のテイクアウトセットとワインボトル1本が提供され、部屋でカクテルタイムを楽しめます。
食べきれないくらいの量を詰めてくれるので、むしろこの方が食べられるかもしれません。

フィットネス・大浴場・サウナ

昨今どこのホテルでもフィットネス施設があるのは定番になりつつありますが、ACホテルソウル江南には大浴場とドライサウナが完備されています。
それほど大きいホテルではないので大浴場といっても3、4人を設定したものではありますが、外国からの利用者が多いせいか入浴をする人はあまりいないようで、私が利用した際は空いていました。

利用の際には1階のレセプションにてロッカーキーを預かり更衣室に入室します。
ウェットエリアは17歳以下のは利用できないので注意が必要です。

尚、フィットネスと大浴場のある地下にはコインランドリーがありますので、長期滞在の時にも助かります。

ルーフトップバー

韓国では今、ルーフトップのカフェやバーが大変人気で、新規オープンのビルはもちろん、古い雑居ビルの屋上にもルーフトップバーがあったりします。
メルキュール時代からこのホテルにはルーフトップバーがあり、リブランド後もルーフトップバーが引き続き営業しています。

21階なので江南エリアの夜景を一望できますが、江南エリアは背の高いのビルも多いので、意外と抜け感はありません。
とはいえ深夜1時までの営業なので、ホテルに帰って飲み直すにはうってつけのスポットです。

部屋の様子

今回私はMarriott Bonvoyチタニウム会員ではありましたが、部屋のアップグレードはなく予約通りのクィーンベッドのお部屋でした。
ホテルはそれほど混んでいる印象ではなかったので、アップグレードは渋めのようです。
ただしこのホテルは階の高低はあっても基本的に22平米の部屋がほとんどを占めているので、そもそもアップグレードされても高層階になる程度と覚悟したほうがいいでしょう。

22平米と少し手狭な印象ですが、ベッドサイドにワイヤレス充電器が置かれていたり、備え付けの椅子にはオッドマン(足置き)がセットされていたりと細かなところで気が利いています。

また、公式HPにはスイート以上しかバスタブに関する記載はありませんが、22平米の部屋タイプにもバスタブ付きのレイアウトが存在します。
元々お部屋が広くないので、シャワータイプの部屋より圧迫感がありますが、もしバスタブが必要な場合はリクエストしてみてもいいかもしれません。

朝食

朝食は2階にあるACキッチンというレストランで頂くことができます。

営業時間7:00~10:00
料金大人 55,000W/子ども 30,000W

大人料金が55,000Wとかなり強気な設定ですが、ソウルにあるマリオットの中でも指折りの充実度のメニューが揃っています。
韓国の朝食ビュッフェのトレンドである「フォー」のヌードルバーはもちろん、お好みで作れる「ビビンパ」などもあり、韓国料理にも力を入れている様子です。

また、デザートが非常に充実していて、ホールケーキがいくつもショーケースに並んでいる様子は他ではなかなか見かけない光景です。
ケーキ以外にも朝からアイスクリームも自由に盛れますので、スイーツ好きや子どもには堪らないラインナップです。

残念ながらMarriott Bonvoyプラチナ以上の特典である朝食の無料提供は会員本人のみに限られ、子どもを含めた同行者は25,000Wの優待料金になります。

ホテルのすぐそばには、コンビニやキンパ(海苔巻き)屋、Paris Baguette、駅三駅の出入り口付近にはトストが並ぶキオスクなどリーズナブルな朝食を食べることができるお店も多々あるので、そちらを検討するのも悪くない選択だと思います。

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