そうだ韓国に行こう!特典航空券徹底比較!

韓国に行こう!特典航空券徹底比較

暫定運用だった韓国へのビザなし渡航も、2022年11月1日より継続的運用に切り替わり、いよいよ韓国への個人旅行が本格解禁となりました。

わたし

コロナの自粛中にだいぶマイレージが貯まったし、
節約にもなるし特典航空券を使ってみたい!

一般的にお得といわれる航空会社のマイレージを利用した特典航空券ですが、実はその利用条件は各社様々です。その仕組みは非常に複雑なものですが今回は「日本⇔韓国」に絞ってその違いを調べてみました。

わたし

マイレージプログラムって日系以外にもたくさんあるのね。
どこの航空会社がお得なのかしら?

目次

「日本⇔韓国」就航路線と航空会社を確認しよう

コロナによる需要の縮小で就航路線はかなり限られていましたが、渡航へのハードルもかなり下がり、需要が戻りつつある中でフルサービスの航空会社もLCCも就航便数が元に戻りつつあります。各航空会社のマイレージプログラムで利用可能な特典航空券は主にフルサービスの航空会社が運航する路線となりますので、今回はフルサービスの就航路線について確認しましょう。

就航路線スターアライアンスワンワールドスカイチーム
羽田ー金浦NH OZJLKE
成田ー仁川OZ ETKE
成田ー釜山KE
関西ー仁川OZKE
中部ー仁川OZKE
福岡ー仁川OZKE
NH(全日空) JL(日本航空) OZ(アシアナ航空) KE(大韓航空) ET(エチオピア航空)

表からも一目瞭然ですが、現時点では大韓航空(KE)とアシアナ航空(OZ)が就航都市においてアドバンテージがあるようです。特に韓国第二の都市:釜山へのフルサービス航空会社のアクセスは大韓航空に限定されます。

また、上記の表ですとワンワールドの日本航空(JL)が一見見劣りしますが、大韓航空とアライアンス外で個別に提携しており、コードシェア便を運航しています。

マイルを比較

それでは実際に必要マイル数を比較してみましょう。
スマートに比較するためにまずは「東京ーソウル間直行便」に限って考えてみましょう。

アライアンスマイレージ
プログラム
利用航空会社エコノミービジネス
スターアライアンスNH
全日空
NHL:12,000
R:15,000
H:18,000
L:25,000
R:30,000
H:33,000
提携15,00030,000
OZ
アシアナ航空
OZR:30,000
H:45,000
R:45,000
H:67,500
提携40,00060,000
ET
エチオピア航空
ET/提携40,00060,000
UA
ユナイテッド航空
提携16,80063,000
AC
エアカナダ
提携16,00040,000
ワンワールドJL
日本航空
JL15,000~36,000~
KE24,00048,000
AA
アメリカン航空
提携25,00040,000
BA
ブリティッシュエアウェイズ
提携18,00033,000
スカイチームKE
大韓航空
KE30,00045,000
DL
デルタ航空
提携15,00030,000
VS
ヴァージンアトランティック
提携14,00031,000

日本国内ではNHとJLのマイルが貯めやすいことを加味した上で、この2社よりもマイル数が必要なプログラムはあまり有用ではないと考えられます。
この条件を加味するとスターアライアンスはNH/UA/AC、ワンワールドはJL/BA、スカイチームはDL/VSが検討対象となるでしょう。

マイレージプログラムNHUAACJLBADLVS
利用航空会社NHNH/
OZ/
ET
NH/
OZ/
ET
NH/
OZ/
ET
JLJLKEKE
片道利用××
サーチャージ
変更有料×有料有料有料
キャンセルマイルマイル有料有料有料有料有料
利用制限2親等2親等2親等
ストップオーバー××××××
日本国内線××××
韓国国内線×××××
NH キャンセル手数料3,000マイル
AC サーチャージはないが発券手数料39C$ 変更・キャンセル手数料100C$/150C$ ストップオーバー追加5,000マイル
JL キャンセル手数料3,100円
BA 変更・キャンセル手数料5,740円
DL 変更・キャンセル手数料150USD
VS 変更・キャンセル手数料50USD 

上記の表をご覧いただければわかるように、比較的必要マイル数の少ないNH/UA/AC/JL/BA/DL/VSに絞ってみるとどれも一長一短で決定医的に突出した条件はありません。

NHはストップオーバーと同マイルで日本及び韓国国内線への接続で幅広い旅程が組める一方で、韓国は短距離なので影響は少ないとはいえ追加で燃油サーチャージが必要で、片道利用ができず利用範囲も2親等以内と限られます。
同じスターアライアンスのUAの場合はサーチャージ・キャンセル・変更手数料なしで誰でも片道から利用できますが、直行便のないエリアからの出発とビジネスクラスでの発券は不利になります。
また成田からの国際線、金浦からの国内線での釜山行きを利用できるDLの場合は、変更・キャンセル手数料が万が一の際に大きなネックになります。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次