都会に隣接するリゾート―家族で楽しめるWシンガポールセントーサ

家族で楽しめるWシンガポール

シンガポールの南に位置するセントーサ島は、シンガポールの一大リゾート地として知られています。
ユニバーサル・スタジオ・シンガポールやウォーターパーク、水族館などの人気観光スポットがあり、家族連れに人気の観光地スポットです。

今回、私は家族でWシンガポールセントーサに宿泊しました。
Wホテルといえばスタイリッシュなデザインとラグジュアリーなサービスが特徴の大人向けホテルのイメージではありますが、家族で楽しめるポイントが満載で、快適な滞在を過ごすことができました。

目次

周辺情報

Wシンガポールセントーサは、セントーサ島の西部に位置しています。
市街地から乗り入れるセントーサエキスプレスの駅からは離れており、島内を巡回するバスに乗ってアクセスするかタクシーなどを利用する必要があります。

セントーサ島の観光の中心地からは離れているため周辺の雰囲気は落ち着いていてぐっとラグジュアリー感を感じます。
徒歩圏内には、マリーナを眺められる飲食店街、グロッサリーなどもあり不便はありません。
特にホテルの目の前に広がる素敵なクルーザーが並ぶマリーナは散歩に最適でリゾート感を堪能できます。

ユニバーサルスタジオなどがあるエリアからも離れていますが、巡回バスは比較的豊富に運用されていますので不便には感じませんでした。
むしろ、中心地は観光地独特の浮かれた空気感にあふれていたので、マリーナの静かな環境はとても魅力的でした。

ホテルの特徴

  • Wホテルらしいキッチュでモダンなインテリア
  • 部屋はミニマム40平米からのリゾートらしいゆったり設計
  • 24時間オープンの広大な屋外プール

Wシンガポールセントーサの客室は、キッチュでモダンな洗練されたインテリアで統一されています。
ホテルのロビーや庭にはロダンやウォーホールといったアートが多数配置されていてそれらを探しながら眺めるだけでもとても楽しいです。
部屋は40平米以上となっており、市街地のホテルよりもゆったりとした設計になっています。

特筆すべきは屋外プールがなんと24時間オープン。
国内はもちろんですが、海外でも終日営業の屋内プールはかなり珍しいと思います。

部屋の様子

今回、私はMarriott Bonvoyプラチナの年間チョイス特典のスイートナイトアワード(SNA)のリクエストが通ってマーベラススイートに宿泊しました。
マーベラススイートまでは各階に設置されているようなので、上級会員であればSNAがなくても比較的UGされ易いようです。
マーベラススイートは個性的な形のソファとテーブルが設置されたリビングと天井から吊り下げられたブランコ式のおしゃれな椅子が設置されたベッドルームからなる約80平米の占有スペースを誇るしっかりしたスイートルームです。

ガラス張りのウェットスペースは大きなバスタブがあり、ゆったりとしたバスタイムが過ごせます。
ただし床は石張りなので滑らないように注意が必要です。
尚、Wシンガポールセントーサはボトムの部屋でもバスタブがあるのが嬉しいです。

また、部屋にはゆったりとしたバルコニーがあり、カウチやテーブルセットも用意されているので、お部屋に居ながらにしてマリーナを眺めながら屋外でコーヒーやお酒を楽しむことも可能です。

惜しむらくは、2012年開業と少しプロパティが古いので、清潔で不備はありませんが、ベッドサイドにUSBポートが用意されていないのはこの時代には不便です。
サイドボードにスマホを置いて寝ている間に充電というスタイルの方が多いと思いますが、この点については準備が必要です。

朝食

朝食は1階にあるレストランThe Kitchen Tableで頂くことができます。

営業時間6:30~10:30
料金大人 49S$/子供 24.50S$

シンガポールは標準時間に対して若干西側にあるため日の出は年間を通して朝7時前後となり、6:30のオープン時はかなり暗い時間帯です。
またリゾートということもあり、客層の動きだしが遅くピークは9時以降となるようで、8時の時点ではかなり余裕がありました。

座席案内されるとまずはオーダー制のシグネチャー料理が説明されます。

  • アボガドトースト
  • エッグベネディクト
  • ピーナッツバタースムージーボウル
  • ヘルシースムージーボウル

こちらはオーダーしなくても問題ありません。

The Kitchen Tableは朝食以外の時間帯もビュッフェダイニングとして営業しているため、食事のの配置は比較的効率的でわかりやすいのですが、とにかく種類が多くて2泊3日程度では到底制覇できません。
食事の内容も一般的なアメリカンブレックファースト的なメニューの他に、ヌードルステーションを中心にしたローカルのマレー系料理や中華系料理、テラス席にはカレーステーションがありインド系の料理まで楽しめます。

子供が喜びそうなのメニューも充実しており、子供も喜んで食べていました。
特にハニコムから直接吸い取るはちみつに夢中になっている子供をたくさん見かけました。

また、リゾートらしく朝からカクテルコーナーで自前でカクテルを作ることも可能です。
運転などの予定がなく、お酒がお好きであれば朝からシンガポールスリングというのも楽しい選択かもしれません、

パンに添えるバターはフランス産のイズニーバターが有塩・無塩の2種類用意されていましたし、シリアルと一緒にいただくはちみつもハニコムのまま提供されていて、全体としてクオリティの高いとこだわりのメニューを惜しみなく提供している印象でした。
日本円で換算すると5,000円前後とまずまずなお値段ではありますが、十分な価値のあるお食事と言って良いと思います。

プール

Wシンガポールセントーサコーブに家族で滞在するおりに最も特筆すべきは屋外プールです。
なんと1338平米!
一般的な学校にある25メータープールが400平米となりますので、実に3倍以上の広さです。

プールの深さも、0.3m/0.9m/1.2mと3段階に別れており、小さな子どもから安心して楽しめる造りになっています。

また、プールには小型ではありますがウォータ―スライダーが設置されていて、係員の指示に従って利用可能です。
基本的には宿泊者しかいないので、スライダーは待ち時間なく利用でき、子どもたちは満足のいくまで存分に楽しんでいる様子でした。
スライダーは大人の利用も可能なので、たまに大きい水しぶきも上がります。

そしてプールには大型のクッションのような浮き輪やピンク色のビーチボールがたくさん浮かんでいて、これらは自由に利用することができます。
ビーチボールについては空きがない場合は、プールサイドのスタッフに声掛けすると新しいものを膨らませてくれます。

このプールが楽しいのは、子どもたちだけではありません。
プールにつかりながら楽しめるプールバーやゆったりとしたハンモック式のカバナなど充実の設備があります。
プールサイドでのお食事についてもオンラインで注文可能なので、家族で一日中プールサイドで過ごすことができます。

まとめ

Wシンガポールセントーサは、家族で楽しめるポイントが満載です。
ホテルの周辺には、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールなどの人気観光スポットがあり、充実した屋外プールもあり、子どもと一緒に、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。

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